救いの確信を得るにはどうすればいいか

【問26】自分は救われているという気がしません。信仰による確信を得るには、どのように信じたらいいのですか?

信仰は、まず真理との出会いから始まります。その真理とはイエス・キリストご自身である、と聖書は語ります。決して抽象的なとらえどころのない真理ではなく、イエス・キリストの人格にあらわれた具体的な真理です。そのキリストの人格との人格的な出会い、そこに信仰の確信が生まれるのです。
ではキリストと人格的な出会いをするには、どうすればいいのでしょうか。
人格は知・情・意の三つから成り立っています。ですからこの三つの側面から、キリストと向かい合うことをしなければなりません。そのどの一つが欠けても確信は崩れてしまいます。

《1.真理に対する知識》

まず、何を信じるのかが、頭の中で明確になっていなければなりません。それは・・・

?神はあなたを造り、愛し、あなたに最良の人生を用意しておられる

?しかし、罪のために神と切り離されている

?キリストは罪のために十字架にかかり、神との和解(救い)を成就してくださった

?キリストを信じるものは誰でも罪から贖われて、救いを得る

ということです。(キャンパスクルセード4つの法則)。

救われるために必要な知識は、これで十分です。

《2.真理に対する同意》

次に、真理への心からの同意が必要です。その真理を慕わしく思い、それを受け入れて救われたいという欲求がない人を、神も救いようがありません。

《3.真理を受け入れる決心》

真理を知り、同意しても、それを信じ受け入れる決断をしなければ、救いには結び付きません。同意したことは行動に移さなければならないのです。つまり「イエス様、あなたをわたしの救い主として受け入れます。私の罪をおゆるしください」と自分の口で祈るのです。このように祈った時、聖書の約束によって、あなたはすでに救われているのです。「人は、・・・・・ただ、キリスト・イエスを信じる信仰によって義と認められる(救われる)」(ガラテヤ書2章16節)。それが聖書の約束です。
それはちょうど結婚のようなものです・・・

?まず、結婚相手の人となりを冷静に知らなければなりません。

?しかし相手が立派でも、気持ちの上で好きになれなければどうしようもありません。

?また、相手を気に入っても、結婚の決断をして、その通りに意思表示し行動しなければ、結婚は成立しません。

よく、イエス様を受け入れて入るけれども、それでも救われている感じがしないという人がいます。それは結婚はしたけれども、夫婦になった気がしないというのと同じです。気がしないといっても、籍に入ったなら夫婦であることには間違いありません。それが人間社会の約束事だからです。同様に、神の約束として、キリストを信じたなら、その人の名は天の国籍に記されているのであり、感じがしようがしまいが、既に救われているのです。それが聖書の約束なのです。正常な結婚生活を営めば、夫婦としての感情が生まれてくるように、正しい信仰生活を営めば、救われているという感情もともなってきます。「感じがする」というのは救われている結果であって、救われている証明ではないのです。
霊的な体験と感情の高まりを同一視したり、信仰の確信を感情に頼ったりしてはいけません。感情はいつも揺らいでいるからです。感情的な高まりによって救いを確信しようとする人は、気分が沈むと、霊性が低いとか救われていないとか思ってしまいます。夫婦喧嘩をしても夫婦であるように、罪のために気分が沈んでも、救われている事実に変わりはありません。信じたものは救われたのであり、キリストはその人とともにいてくださるのです。それを感情によって確信しようとすることは、結婚相手に、あなたの愛が信じられないから、もう一度愛していると言ってくれ、もう一度結婚式を挙げ直させてくれと、しつこく嘆願するようなものです。相手は、うんざりするでしょう。
救いは体験や感情の有無によって確信するのではなく、神の言葉に信頼する信仰によって確信するのです。