詩篇79篇8節a

「先祖たちの咎を、私たちのものとして、思い出さないでください。あなたのあわれみが、すみやかに、私たちを迎えますように」。この祈りは、ネヘミヤの祈り(1章)のように、むしろ先祖の罪を自分の罪として告白し、断ち切る祈りです。父祖を恨むより、親の代から受け継いだ罪と悪しき慣習を自分の代で終わりにしたいと嘆願するのです。主の憐れみで悪しき性癖が赦され、祝福だけが残されます。