石堂ゆみさんからの報告

今年5月、イスラエル在住のジャーナリスト石堂ゆみさんが、大阪、沖縄、東京、多摩、札幌で、「ホロコーストと建国・日本・そしてこれから」と題してセミナーを開催されました。その報告メールが石堂さんから届いています。
「予想以上に多くの方がご参加くださり、たくさんの献金もいただき、本当にありがとうございました。各地で、会場を提供してくださり、ご奉仕くださった皆様に心から感謝申し上げます。今回の学びは、ホロコーストで犠牲になられた方がたから学ばせていただいたことがほとんどでした。それで、皆様からお預かりした献金の一部を日本人クリスチャンからということで、ヤド・バシェム(エルサレムにあるホロコースト記念館)へお届けしました。
これまでのところ、ヤドバシェムでは、日本との関係がほとんどなかったようです。杉原千畝氏以来の日本人の心をお伝えすることができました。皆様からの献金は、ヤドバシェムの運営、犠牲者の名前とその遺族の探索、研究、教育活動に用いられます。お伝えしましたように、ホロコーストはユダヤ人、そしてイスラエルにとって、アイデンティティでもある最も重要な部分です。そこに理解を示すことの大事さをあらためて認識いたしました。・・・」
当教会(多摩会場)でも70名ほどの参加がありました。GCCからも、当初目標にしていた献金額の2.5倍を捧げることができ、受け取られた石堂さんも驚いておられました。豊かに捧げられることは喜びです。石堂さんも、各地で受け取られた献金の一部をヤドバシェムに捧げ、日本人の心を私たちに代わって表してくださいました(単なる「一部」ではなさそうです)。
神の国では、捧げることは減ることではなく、豊かになることです。主が捧げられたものを御手によって循環させ、増やしてくださるからです。
「ばらまいても、なお富む人があり、正当な支払いを惜しんでも、かえって乏しくなる者がある」(箴言11:24)の通りです。