ウクライナの教会のユダヤ人迫害

兄弟姉妹たちよ。あなたの家族が健康であることを願うなら、この命令を守りなさい。・・・ファーストフードは止めなさい。ユダヤ人が飛行機からバリウムやアルミを空中散布している。ユダヤ人はあなたの家族に健康被害をもたらすことを目的にして、ワクチンを製造している。インターネットには、どのように子供たちを殺し、血を集め、それにパン生地を浸し、プリムの祭のパンにしてあなたに食べさせようとしているかが書かれている。

武器を取れ。法がそれを許している。お金がないなら、資金を出し合ってマシンガンを買え。未来の王は、敵を殺せとコサックに命じるだろう。ユダヤ人の仲間らに言う、ここを去ってイスラエルに行け。ロシアを救うために、ユダヤ人を打ち叩け。」

これは、百年以上前、ロシアで起こったポグロム(ユダヤ人大量虐殺)のときに発せられた命令ではありません。今年2月に、ウクライナの数地域で出されたものです。しかも、驚くべきことに、この命令を出したのはロシア正教の教会代表者たちなのです。

実は、学生たちの小規模の反政府抗議行動が数十万の市民のデモに発展し、警察と衝突して市民の多数が負傷、5人の死者を出すという事件が起こったのですが、その責任を無関係なユダヤ人が負わされることになったのです。千数百年来、ヨーロッパのキリスト教会は、同じような手口でユダヤ人殺戮・追放を繰り返してきました。ユダヤ人迫害は、ナチス・ドイツのホロコーストで終わったはずなのに、またその波がヨーロッパに来ようとしています。すでに犠牲者が出、ユダヤ人は国外脱出を始めているようです。

神の民である教会が、またサタンに操られて、ユダヤ人迫害や殺戮を繰り返すことがないように祈って欲しいと、BFP国際本部CEOレベッカ・J・ブリマーが緊急要請しています。私たちも、ウクライナの教会の目が開かれ、神の民を迫害する愚かさに気がつくように祈りましょう。これは、私たち非ユダヤ人教会の使命でもあります。