釣りも学び

釣りを趣味にするようになってから、魚の習性をいろいろと知ることができました。その1つは、「気になる物をとりあえず口に入れてみる」という習性です。

人間は、何か気になる物があったら、とりあえず手で触って確かめてみることができるので、いきなり口に入れることはしません(赤ちゃんは別ですが)。

しかし、魚には手がないので、気になるもの(大抵は餌ですが)はいったん口に入れてみて、餌なら食べるし、餌でなければ吐き出すのです。確かに、我が家の水槽の魚を見ていても、水中のゴミを口に入れては吐き出すことを繰り返しています。

ところが、ここに大きな罠があります。もし、「これは餌かも?気になる!」と思わず口に入れた物が、実は釣り人が仕掛けた餌や擬似餌(ルアー)だったら、気づいた時には口に針がかかってしまい、釣り上げられて自分が人の餌となってしまいます。

ここから、「口に入れる物には気を付けなさい」ということを学びました。世の中には、ちょっとだけ試してみようかなと思わせる物が無数にあります。しかし、ちょっとだけのつもりが、気づいたら針を飲み込んでしまい、釣り上げられてしまっているなどということもあるかもしれません。

サタンは巧妙ですから、どこに針付きの餌や擬似餌が紛れているか、私たちには見分けがつかないこともあります。ですので、大切なのは、本当に安全な物しか口に入れないということです。何が安全で何が危険かは、御言葉によって判別するほかありません。

警戒心が強い種類の魚は、少しでも違和感がある物は口に入れないので、釣るのが難しいです。逆に、無警戒だったり、好奇心が旺盛な種類の魚は、何でも口に入れようとするので簡単に釣られてしまいます。

私たちは、サタンから見て釣りにくい(というか釣られたくないですが)者でありたいですね。

ところで、釣りはリフレッシュや交わりに良いですが、これも度が過ぎると問題です。「釣りに釣られない」ようにも気をつけなければなりません。自戒。

(菅野律哉)