Iサムエル4章22節

「栄光はイスラエルから去った。神の箱が奪われたから」。ピネハスの妻が男子を出産した直後に残した言葉です。夫や祭司エリの死よりも、神の箱が奪われたことが彼女に絶望をもたらしました。男子出産も慰めにはなりません。彼女は何がイスラエルの栄光であり希望であるかを知っていたのです。それは神の臨在です。逆に言えば、何を失っても、神がともにおられれば、希望はあるのです。