叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

迫害の中にあるクリスチャンを思いやる

中東のキリスト教徒が、イスラムの迫害を受け、欧米を目指して、次々祖国を脱出しているという報道がなされています(朝日新聞10/10/23など)。イラクでは、異教徒を敵視するアルカイダ系テロ組織が、同国少数派であるキリスト教徒に対する爆弾テロ、暗殺、誘拐が相次ぎ、03年には80?140万人いたキリスト教徒が50?60万人に…

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冬枯れの美しさ

秋が深まり、枯葉が舞うようになりました。私は、木々が葉を落とし、山が紫色に煙る初冬の景色が好きです。夏の間、緑の葉は、幹が太く大きくなるために、花を咲かせるために、そして多くの実を結ぶために、大活躍しました。しかし、今はその役割を終え、枯葉となって、地を埋め尽くしていきます。そして、朽ちて、腐って…

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捨てる その5

6.信仰の妨げになるものは捨てる  あなたの信仰は成長していますか。成長のためには、二つのことが大事です。一つは、成長を促進する御言葉の学び、祈り、実践です。もう一つは、信仰の妨げになっているものを、痛みに耐えてえぐり出し、捨てることです。イエスはこう命じておられます。「もし、右の目が、あなたをつま…

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捨てる その4

5.捨てなければ得られないものがある アブラハムは独り子イサクを全焼のいけにえとして主に捧げることを命じられ、黙々と従いました。父は子を捨てて、祝福の契約の継承者として、わが子を取り戻しました(創世記22)。アブラハムがイサクに執着して主の命令を拒絶し、主に捧げることがなかったら、逆にイサクを永遠に失…

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捨てる その3

4.捨てなければ救われない 1)人は「捨てる」ことで救われます それを象徴的に語っているのが、パウロら一行が地中海で「ユーラクロンという暴風」に巻き込まれた事件です。「私たちは暴風に激しく翻弄されていたので、翌日、人々は積荷を捨て始め、三日目には、自分の手で船具までも投げ捨てた。・・・十分食べてから…

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捨てる その2

2.主イエスは「自分を捨てた者」を見捨てられない  主イエスが「自分を捨てて、わたしに従え」と命じられたのです。それゆえ、自分を捨てて従った者を、主がお見捨てになるはずはありません。主はこう言われました。 「父がわたしにお与えになる者はみな、わたしのところに来ます。そしてわたしのところに来る者を、わ…

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