人は見たいものを見ようとする
コーネル大学エフレイム・ラッカーは、「なぜ細胞は癌化するのか」を研究し、一つの仮説を立てていた。その仮説が実験で証明されれば、ノーベル賞級の発見になる。 1980年、ラッカーの研究室に24歳の天才的大学院生マーク・スペクターが入ってきた。彼は超人的な集中力を継続させ、次々とラッカーの仮説を証明するような実…
もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか。
もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか。
週報に掲載されるコラム
コーネル大学エフレイム・ラッカーは、「なぜ細胞は癌化するのか」を研究し、一つの仮説を立てていた。その仮説が実験で証明されれば、ノーベル賞級の発見になる。 1980年、ラッカーの研究室に24歳の天才的大学院生マーク・スペクターが入ってきた。彼は超人的な集中力を継続させ、次々とラッカーの仮説を証明するような実…
昔は、歩くこと、走ることには目的地があった。若いころ、私は目的地までの乗り物代を稼ぐために、よく歩いた。何十キロ離れた所へも、自転車に乗って出かけた。しかし、健康のために走ったり歩いたりするなどということはなかった。 今日、人々は、走り、歩くこと自体を目的とすることが多くなった。運動になればいいのだ…
人は「立て」という命令を聞くと、何百もの筋肉がバランス持ちながら同時に収縮して、立ち上がるのだそうだ。もちろん、何百という筋肉の一つ一つを意識的に動かして、立ち上がっているわけではない。脳と筋肉の神経がどうつながっていて、どういうシステムで動くのか、解明されていない。解明されていなくても、体はいろ…
イスラエルのユダヤ教正統派の大半は、「コシェル携帯電話」しか使わないのだそうだ。 「コシェル」とは、ユダヤ教の律法に適合しているものを指す。血抜きの肉製品や、安息日にはでない日に収獲されたぶどうから造られたワインなどに、コシェル認定の表示が付けられている。 イスラエルでは、5年ほど前から携帯電話にもコ…
「そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです」(ロマ5・3〜5) …
若いころ、私の視力は2・0を超えていたと思う。目の良さが自慢だった。しかし、20歳前、あっという間に0・2まで落ちた。あとは転がるように悪化していった。自分も似たような経過を辿ったと言う人は多いだろう。今日、目の良さを誇れる人は少数派ではないか。 しかし、人間の目は悪くなっても、けっこう感光力はあるのだそ…