叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

変動の時代の道標

「たとい山々が移り、丘が動いても、わたしの変わらぬ愛はあなたから移らず、わたしの平和の契約は動かない」と主は言われる(イザヤ54・10)。 今年は、世界的経済不況が深刻化し、社会に大変動があると予想されています。しかし、「山々が移り、丘が動く」ような事態になっても、神の愛は不変であり、キリストにある平安…

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発見と回復の時

「この夏、夫のオフィスが、突然本社の命令で閉じることになり、職を失う事態になりました。一方、2年ぶりに外に出ていた娘も息子もうちに戻り、家族全員仲良く生活する機会となり、今まで失われていたものが取り戻せる幸いを得ました。すべてハレルヤです。」友人から、そんなクリスマスカードが来ました。  世界的な大…

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耳を塞ぐな

電車に乗ると、イヤフォンをしている人が目立つ。2メートル離れていてもガチャガチャと音が聞こえてくることもある。耳から入る情報をシャットアウトしている状態である。 耳の不自由な人は外出する時、健常者より注意深くなる。周囲や背後に対して気配を感じ取る感覚が鋭くなる。しかし、イヤフォンをして歩く健常者には…

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インフルエンザ

例年になく早い時期から、インフルエンザの流行が始まっています。過度に神経質になる必要はありませんが、予防はすべきでしょう。マスク、うがい、手洗いを習慣付ければ、ある程度は感染を免れます。 うがいは口をゆすぎ出した後、口の奥で声を出しながらガラガラをします。手洗いは、指の谷間、親指、爪先、手首までお忘…

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史上最高の愚行

愚行権というのがある。法律が許す範囲で、愚かなことをする自由である。命を縮めると医師に警告されても酒や煙草を止めない自由、不倫で家庭を破壊する自由、怠惰で人生を台無しにする自由など。実に、人間は愚行権を多々行使しながら生きている。結局自己破壊になるとわかっていても、愚かなことをせずにはおられないの…

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ミシュランガイド現象

フランスの会社による「ミシュランガイド東京」が話題なのだそうだ。ミシュランは、どのような人物がどのような基準で評価したのかを全く公表しないまま、東京のレストランを格付けし、本にして売り出している。その格付け本が、昨年は30万部売れ、ミシュランブームを起こしたという。今年もマスコミで取り上げられた。他…

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