叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

卵の形

卵の形 鳥インフルエンザが大分で突然発生したかと思うと、今度は京都に飛び火して、何万羽もの鶏、何万個もの卵の廃棄処分となりました。次はどこになるのかという不安が募っています。私の丹波の実家は丹波町から20キロも離れておらず、また近くには大きな養鶏場も二つあるので、不安はなおさらのようです。  で、今日…

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N姉を偲んで

 N姉の召天はあまりにも突然で、悲しみもなおさら深く感じられました。亡骸を火葬で送った夕刻、ひとり教会に戻ると、郵便受けにN姉の所属教会の教会籍原簿が届いていました。4月の転入会式を楽しみにしておられたことを思い、目頭が熱くなりました。  人間は、人生の意味や価値や生き方を前もって教えられることなく、…

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崩壊前夜の平和・下

「平和を実現する(つくる)人々は、幸いである(下)」(マタイ5・9) 口先だけの平和・反戦運動で、平和がつくられることはありません。それは聖書も人類の歴史も証明してきたことです。人類の歴史は、罪という得体の知れぬ大きな力のうねりに動かされてきました。人々が群れになって平和を叫び、戦争の悲惨さを訴えても…

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心がはっきり見えるエペソ1・18、19

「またあなたがたの心がはっきり見えるようになって、神の召しによって与えられる望みがどのようなものか、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光にとんだものか、また全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神の優れた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。」(エペソ1・18、19…

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崩壊前夜の平和(上)

  まず、1987年元旦の朝日新聞に載っている対談記事を紹介しましょう。87年はバブルまっさかりの年です。発言者はカトリック信者の加賀乙彦さんです。 「(昭和10年は、)雰囲気とかが奇妙に現代に似ているところがあります。昭和10(1935)年は空前に経済繁栄し、社会は安定していた。生糸、綿布の輸出は英国を抜いて世…

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キリストを信じてもなぜなお罪を犯す

クリスチャンになっても、なぜなお罪に誘惑されるのか。なぜ自分の願うままに正しいことや良いことを行うことができないのか・・・確かに、この問題で悩むクリスチャンは少なくありませんし、クリスチャンではない人たちがクリスチャンを見てつまずく原因でもあります。私はこう考えています。 ?心の空虚が満たされれば十…

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