叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

正しい人ほど悔い改める

「正しい人ほど悔い改める」 ヨブは「無垢な正しい人で、神を畏れ、悪を避けて生きていた」(ヨブ1・2)と称賛された人でした。しかし、その彼が苦しみを経た後、「私は塵と灰の上に伏し、自分を退け、悔い改めます」(42・6新共)と神の前にへりくだり、二倍の祝福を受けます。これがヨブ記の物語です。 正しい人が悔い改め…

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平安とは(エペソ1・2)

「私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたの上にありますように。」(エペソ1・2)Ep?(先週の続き‥平安) あなたの平安の土台はどこにありますか。失えば最も不安になるものは何でしょう。それがお金なら、あなたはお金を平安の土台にしているのです。年収や貯金が1千万円あれば平安でしょうか…

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東京ドームで復活祭を

「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」(ヘブル12・2)    先日、巨人・横浜戦のチケットをいただいて、東京ドームでゲームを観戦してきました。何と、座席はテレビにも映るのではないかと思われるほどのホームネット裏で、野球の醍醐味を堪能できました。スタンドは満席で、外野席の…

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信仰が重荷になる理由

「罪は戒めによって機会を捕え、わたしを欺き、戒めによってわたしを殺した」(ローマ7・11)  人は最初、「喜んで・・・したい、良い・・・になりたい」と思います。たとえば、喜んで人に親切にしたい。優しい人、正直な人になりたい。良い人間、良い学生、良い妻、良い夫、良い親になりたい。クリスチャンなら、喜んで祈り、礼…

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恵みとは(エペソ1・2)

「私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたの上にありますように。」(エペソ1・2) 「恵みと平安」は、パウロやペテロが書簡の冒頭で使っている言葉です。使徒時代、互いに交わした挨拶だったようです。しかし、単なる挨拶の言葉ではありません。 今回は、恵み(ギリシャ語でカリス)だけを取…

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平和を実現する(つくる)人々は、幸いである

「平和を実現する(つくる)人々は、幸いである」(マタイ5・9) ■偽りの平和の後に来る破滅  スクラップしていた1987年元旦の朝日新聞に載っている対談記事を紹介します。87年はバブルまっさかりの年です。発言者はカトリック信者の加賀乙彦さんです。  「(昭和10年は、)雰囲気とかが奇妙に現代に似ているところがあ…

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