申命記34章7節

「モーセが死んだときは百二十歳であったが、彼の目はかすまず、気力も衰えていなかった」(申命34・7)。40歳まで宮殿で安全に育ったモーセは、洞察と知恵なく熱情だけで行動し、次の40年はミデヤンの地で逃亡生活をします。そして最後の40年は、出エジプトの指導者というストレスの多い使命を負い、民を約束の地に導きました。その使命と荒野の患難が、彼の気力と体力を充実させたのです。