詩篇53・2

「神は天から人の子らを見おろして、神を尋ね求める、悟りのある者がいるかどうかをご覧になった」(詩篇53・2)。
「いない。ひとりもいない」(3)というのが答えです。「だれもかれも腐り果てて」いて、「神はいない」と言うのです。しかし、どんな世であっても、神は天から見渡し、「神の人」を求めておられます。そして、名もない、隠れた、小さな「目覚めた人」を探し出して、用いられるのです。