詩篇102・19、20

「主はその聖なるいと高き所から見おろし、天から地の上に目を注がれました。捕われ人のうめきを聞き、死に定められた者を解き放つために」(詩篇102・19、20)。
一個人として注ぎ出した祈りが、個人の願いを越え、「捕われ人」「死に定められた者」たちへと広がっていきます。自分ひとりの願いとしてではなく、同じ苦しみにあるすべての人の願いとして祈るとき、大きな恵みに包まれます。