伝道者2・22、23

「実に、日の下で骨折ったいっさいの労苦と思い煩いは、人に何になろう。その一生は悲しみであり、その仕事には悩みがあり、その心は夜も休まらない。これもまた、むなしい」(伝道者2・22、23)。
この絶望こそ、真の希望の始まりです。虚無を知らなければ、真に価値ある生き方はできません。この絶望が、私たちをキリストに出会わせます。この絶望が、私たちを無意味な労苦や悩みから守ります。