創世記11・4

「さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから」(創世記11・4)。
新しい知識と技術を獲得した人間は、自分に自信を持ち、神に挑戦し、「人間の栄光」を現そうとしました。「我々は神など必要としない。自分の力で人生を切り開き、幸福を達成できる」。こうした高慢と自己過信が、混乱と不幸の始まりです。謙遜こそ祝福の源です。