創世記41・51

「ヨセフは長子をマナセと名づけた。『神が私のすべての労苦と私の父の全家とを忘れさせた』からである」(創世記41・51)。
ヨセフは13年に及ぶ苦難を耐え忍び、エジプトの宰相となりました。酷い仕打ちにも恨み言や愚痴を言わず、ただ黙々と主に信頼し続け、ついに報いの日を迎えたのです。主が、悲しみも痛みも怒りも、すべて忘れさせてくださいました。耐え抜いた者だけが味わえる恵みです。