この1週間を振り返ってみてください。起床してから就寝するまで、だいたい同じパターンの繰り返し、日曜から土曜まで、前週とだいたい同じ1週間を過ごされたのではありませんか。朝目覚めたとき、床から出る前に、「今日は何をするかなあ」と、まず10分ほど考えてから行動する人はほとんどいないでしょう。何も考えることもなく、いつもの行動をとっています。人は90%は習慣で生活しているのだそうです。
私たちの人生を決定するものは信仰です。
私たちの人生を大きく左右するものは信仰に基づくビジョン、夢、目標です。
そして私たちの人生に大いなることを成就させるものは、習慣です。
救い主キリストを信じ、神のビジョンをもつことはとても大切ですが、日々の習慣が信仰とビジョンに沿っていなければ、神の大いなるわざを見るということはまずありません。日頃の習慣とはかけ離れた大いなる事が偶然に起こることはないのです。良いことであれ悪いことであれ、どんなに大きな出来事であっても、必ず日頃の習慣と結びついています。
ならば、今日からでも、無意味な習慣、有害な習慣、時間を浪費するだけの習慣を一つ始末して、信仰的で建設的な習慣を一つ取り入れてみませんか。聖書の通読を始める、祈りを増やす、いつも喜ぶ、賛美する、すべてに感謝する、不深厚な言葉は口出さない、過去をぐちらない・・・など、新たな習慣づくりをしませんか。それを3年、7年。10年と続けるだけで、あなたはずいぶん変わるはずです。良き習慣は必ず良き実を結びます。
そもそも、週の初めに礼拝する習慣を身につけたことが、どれだけ私たちの人生を豊かにしたことでしょう。日曜日の時間をいけにえとして創造主に捧げることで、どれだけ無意味な時間、空虚な生き方から解放されてきたことでしょう。礼拝を中心として、聖なる習慣を増やしていきましょう。