地元の「きょういく東村山」という広報誌に、『あいさつ』をテーマとした中学生による標語が載っていました。いくつかを紹介しましょう。
「踏み出そう 勇気の一歩で こんにちは」
「あいさつは 心の扉を 開くかぎ」
「あいさつで 自分の世界 広げよう」
「あいさつを 交わして明るい 街づくり」
「あいさつで 知らない人も 知り合いに」
「あいさつは 人 まち 心の交差点」
私たちも、このビルに来る人や、駅前の警察官や清掃ボランティアの人たちに挨拶の声をかけることを、これからも実践していきたいと思います。地域や家庭に、福音の影響を及ぼす教会、クリスチャンになることを目指していますが、笑顔の挨拶はその一歩だと思います。
「おはようございます」「ありがとう」「ごめんなさい」「失礼します」「お疲れ様」「おやすみなさい」などの挨拶は、子供の頃からしつけていくべきです。しかし、最近もっと大切なしつけがあることを、改めて気づかせられました。それは祈りです。「他人のために祈るというしつけをしている家庭がどれほどあるだろうか。夜寝る前、朝起きたとき、人の幸福のために祈ることを覚えた魂と、それを知らずに育った魂には、大きな差があるに違いない。人の幸せのために祈る人に神様は宿ってくださるのである」(小宮路敏)。
私は、家庭や地域を変える力として、祈りの力を信じます。挨拶も祈りに裏打ちされたものにすべきです。声かけた相手に神が宿るように、心に祈りつつ挨拶しましょう。
でも、挨拶できなかったからといって自分を責める必要はありません。十人に一人でも挨拶できれば、喜びましょう。