「私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、・・・キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと」(?コリント15・3、4)。
キリストの栄光教会は4周年を迎えました。教会が当初から掲げてきたビジョンの一つ「東京ドームで復活祭を祝う」ことがあります。野球ファンが一つのボールを目で追って歓声を上げるように、すべての目が復活のキリストを見つめて、喜びの声を上げる日が来ることを期待し、祈り続けてきました。これからも祈ります。
日本では、クリスマスはお祭り行事として祝われても、復活祭はほとんど知られていません。教会でさえも、復活祭よりもクリスマスに力を入れます。しかし、パウロが語っているように、最も大切なこととして伝えたのは十字架と復活であって、ご生誕ではありません。新約聖書も、生誕にはマタイとルカが2、3章を割くだけですが、十字架と復活には、4福音書ともかなりのスペースを割いています。ですから、私たちも受難週と復活祭に東京ドームに集い、十字架と復活のキリストを伝えたいのです。
といっても、従来の伝道大会のように、伝道者、牧師のリーダーが計画立案して、上から諸教会に声高く呼びかけ、スタジアムに人を集めてリバイバルを期待しようというのではありません。ロイド・ジョーンズによれば、そのようにしてリバイバルが起こったことは、歴史上ないそうです。常に、2、3人のクリスチャンが、真に悔い改め、御言葉の学びと祈りに専念する地道な活動から始まりました。
私たちもはやる気持ちを抑え、生活の場から乖離した一過性のものを求めるのではなく、日常生活に密着したところで、堅実な御言葉の学びとたゆまぬ祈りと賛美を続けていきたいと思います。「東京ドームで復活祭を」は定期集会の延長線上にあります。
今後も、多くの人が日々のデボーションを充実させ、学びの場、祈りの場、交わりの場に参加されることを切望します。