民数12・3

「さて、モーセという人は、地上のだれにもまさって非常に謙遜であった」(民数12・3)。モーセが出エジプトの指導者という大役を果たせたのは、非常に謙遜だったからです。主も、謙遜な人物でなければ用いようがありません。主はモーセに、幻や夢ではなく、口と口とで明瞭に語られました。主に近づく道は謙遜です。無に等しくなることです。主は「無に等しい者」を選ばれます(Iコリ1・28)。