ピカピカ派

あなたはご自宅のトイレをキレイにしておられますか。「トイレをキレイにしている人は、カネ回りがよくなる」と俗に言われます。家の中で最も不浄な所をいつも清潔にしておくわけですから、「風が吹けば桶屋が儲かる」よりは因果関係がありそうです。

 石鹸会社ライオンが20~39歳の男女490人に対して実施した「トイレの清潔さに関する比較調査」によると、ピカピカトイレ派(245人)の42%が、カネ回りがいいほうだと答えています。残念トイレ(キレイではない)派は22%。平均個人年収についてもピカピカ派は 261万円、残念派は237万円。「世帯年収」も、ピカピカ派は平均542万円、“残念トイレ派”は454万円でした。

なぜここまで差が出るのか。分析結果によると、 両者に性格や意識の違いがあるとのこと。ピカピカ派は「段取り」が良く、社交性が高く、「友人」も多く、仕事や対人関係で良い評価を受けています。ある主婦は、「トイレをキレイにしていると、友だちも家に気兼ねなく呼べて、人との関わりも増え、人生が楽しくなる」と述べていました。ピカピカ派には、「汚れに気付いたらすぐ」「こまめに頻繁に」掃除するという人が多いようです。

 私たちも信仰生活において、ピカピカ派を目指しましょう。「悔い改める」「主に忠実に仕える」ことにおいて、「汚れに気付いたらすぐ」「こまめに頻繁に」というのは、大切なことです。小さな事でも、目に見えないところでも、神様に忠実に従う人は、神に祝福された人生を楽しむことができます。キリストはこう約束されています。

「よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ」(マタイ25・21)。