先週日曜、中央高速道路を西に向かって長野県に入ったころ、教会のK姉から「(新生連合の聖会のための)2階会議室の予約が取れていません。その日は別の団体が予約済みです」という電話が入り、呆然となりました。聖会まで5日に迫り、しかも私たちは2日前までは教会に戻って来られない状況でした。
私は、あらゆる可能な代替会場を思い巡らし、助手席からK姉と連絡を取りながら、方々に電話をかけました。まず可能性のある施設や教会の電話番号を知るために、それを知っているだろう友人知人に事情を話して調べてもらいました。久米川近辺はもちろん、横浜、大阪の友人にまでかけました。すると、6、7人の方々から、「あそこはどうか、ここも調べようか」とひっきりなしに電話やメールが入るようになりました。そうこうして、最終的に決まったのが東久留米の成美会館でした。
今回のことで、次のことを心から主に感謝したいと思います。
①秋分の日という休日の5日前に、人気の成美会館の研修室3部屋が空いているなどとは奇跡です。主の憐れみとしか思えません。
②植野伝道師(当時)をはじめ、教会員や他の多くの方々が、窮状を我がごとのごとく案じ、多くの情報を寄せ、また候補会場まで足を運んでくださいました。面識のない方からも、「話は聞いた、ここはどうか」と電話をいただきました。
③このことで、長らく連絡を取っていない方々と電話ながら旧交を温めることがきました。植野師も、隣の教会の早坂師に初めて会う機会を得ました。
④この不手際の責任は全面的に私にありますが、私の知る限り、だれも私を責めず、赦してくださったようです。無論、反省しております。
おかげで聖会と植野師の按手礼式は、祝福の時となりました。すべてを益としてくださる主の憐れみと、多くの方々の親切が心に沁みました。私も、していただいたように、させていただこうと思った次第です。