北海道牧師寄合報告

「パスターズYORIAI」(牧師の寄合)と銘打って、「聖書の三大テーマ」とBFPの活動を紹介すべく、函館、旭川、札幌の順にまわり牧師さんたちと会合して来ました。自由に発言できるように少人数(3箇所で24名)の会をお願いしてあったので、参加された牧師全員と個人的に意見を交換でき、新たな着想、発見、決心がありました。今後もこのような「寄合」を広げていきたいと願っています。

札幌では、長年の友人である三橋恵理哉師の札幌キリスト福音館に三泊し、「教会に神の国をどのように表現するか」を中心テーマにして、ふたりで、食事の時も近くの温泉でも、そして教会では真夜中まで語り合いました。訪問中の主日がたまたま福音館創立47周年記念礼拝とぶつかり、その祝福の歴史と教会員の喜びにも接することができました。

三橋師は、教会は神の家族であるから、教会員が一緒(同じ地域や建物)に住むことを最終的なゴールにし、個人的にはそれを実践し始めています。教会の建物(4階建て)には、平日も早朝から夕方までいろんな層のグループが活動し、ある夜は12時を過ぎてもゴスペルグループ数十人(ほとんど非クリスチャン)が練習していて驚かされました。また、教会近くの倉庫を借りて改修し、そこで軽食喫茶、雑貨屋、スタジオ、介護士派遣の会社など運営しています。教会員に従業員として働いてもらって、地域に入り込もうともしているのです。これは牧師など数人で株式会社をつくっての働きです。そして、札幌から120km離れたニセコ(自然の豊かな羊蹄山の麓)に広い土地を教会で買い取り、そこにキャンプ場などの施設を建てようとしています。

私も以前からこうしたことを考えていましたが、福音館はそれを先にかたちにしている教会です。この間お招きした梅谷悟牧師の教会もそうです。教会に神の国があるなら、神のご計画は成就していくと信じます。願っているだけではなく、御心を求めて祈り始めること。そして祈りを積み上げたら行動に移していきたいと思います。