箴言26・12

「自分を知恵のある者と思っている人を見ただろう。彼よりも、愚かな者のほうが、まだ望みがある」(箴言26・12)。自分の知恵不足をわきまえている人は、話すことよりも聞こうとします。人から知恵を聞き出すのが上手で、多くを学びます。しかし、自分を知者と思い込んでいる人は、人の話を聞くのが苦手で、人から学ぶことが少ないのです。愚かであっても、愚かさを悟れば賢くなれます。