主をほめたたえよ

主に感謝し、主をほめたたえつつ、新しい年に備えましょう。

来年のことを思い煩っても、何も変わりません。「あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか」(マタイ6:27)。

悩んでも、悲しんでも、思い乱れているだけでは、何の解決にもなりません。むしろ、こう言うべきです。「わがたましいよ。なぜ、おまえはうなだれているのか。私の前で思い乱れているのか。神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる」(詩 42:5)、と。

人を恨みたくなったときは、相手に向けた心の刃を収めて、主を見上げ、「主をほめたたえよ」。主をほめたたえ続ければ、憤りも怒りも雲散霧消してしまいます。

自己憐憫に陥りそうになったら、「主をほめたたえよ」。

自分に愛想をつかしても、「主をほめたたえよ」。

「私のたましいよ。おまえの全きいこいに戻れ。主はおまえに、良くしてくださったからだ」(詩116:7)。

疲労困憊したら、「主をほめたたえよ」。

将来が見えなくなったら、まず「主をほめたたえよ」。

「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな」(詩103:2)。主の愛は以前と何も変わりません。主に感謝しましょう。また、よくしてくださいます。

自分を見つめても、答えは出てきません。「下手の考え、休むに似たり」です。自分でいつまで考えても、主の知恵には及びません。ですから、「わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ」(詩103:1)。

新年も、私たちの持てるものすべてで、主をほめたたえましょう。その祝福と喜びは、そのとおりにする者だけが体験します。