詩篇55篇16、17節

「私が神を呼ぶと/主は私を救ってくださる。夕べに朝に/また真昼に/私は嘆き/うめく。すると/主は私の声を聞いてくださる」。自分の無力さを思い知り、絶望するのはよいことです。その絶望が祈りの原動力となるからです。自分の能力を越えているのに、何とかなると思って祈らないのは、人生を放棄するに等しいことです。己の無力を知って主に憐れみを求める人を、主は放っては置かれません。