創世記1・1

「はじめに神は天と地とを創造された」(創世記1・1)。
唯一なる神がおられ、無から宇宙を創造し、支配しておられるという厳かな宣言です。もし宇宙が偶然に生じたのであれば、宇宙にあるすべてが、人間は含め、偶然に生まれ偶然に消えていく無意味、無目的な存在です。しかし、神が天地を創造し、それに意味と目的を与えられました。人は神の創造の意図に沿うとき、初めて希望ある存在となります。