出エジ20・13

「殺してはならない」(出エジ20・13)。
人の命は神のものです。人の命を奪うことは、神のものを奪うことです。神は殺人者に命の代償を要求されます。本来、人を殺せば、自分の命を差し出すほかないのです。それほど人の命は重いのです。命の主を恐れましょう。もし「あの人にいなくなってほしい」と思うなら、心の中で殺人を犯しているのです。憎んではなりません。それも殺人と同じです。