男女の言い分

学術団体「大豆ペプチド健康フォーラム」が今年5月に実施した「疲れ」についてのアンケート(3、40代を対象)で、4人に3人が家庭でも疲れを感じ、うち6割が「妻や夫が原因」と考えているという結果が出たそうです。

93%が「とても疲れている」「やや疲れている」と回答。職場で疲れる原因は「仕事量」57%、「人間関係」56%の順。家庭でも男性の70%、女性の83%が疲れを感じ、うち男性66%、女性61%が「原因は妻・夫」と回答。具体的な原因は、男性が「(妻が)口うるさい」37%、「片付けろとうるさい」25%など、女性は「(夫が)家のことに非協力的」41%、「片付けない」29%でした。

 疲れたときに妻や夫に掛けてほしい言葉は、男性が「無理しないでね」45%、「お疲れさま」33%、「からだ大丈夫?」29%。女性は「ご飯作ってあげようか?」43%、「肩ももうか?マッサージしようか?」40%などでした。

また、NIKKEIプラス1の「何でもランキング」によると、「妻が夫に望むこと」は、?自分がしたことに感謝の言葉をかけてくれる ?決断力を持ち家庭を引っ張ってくれる ?話をよく聞いてくれる ?記念日を忘れない ?いつも機嫌よく笑っている ?興味のない話でも積極的に会話する ?料理をおいしいと言ってくれる。

「夫が妻に望むこと」は、?いつも機嫌よく笑っている ?自分がしたことに感謝の言葉をかけてくれる ?家計を上手に切り盛りする ?家をきれいに掃除する ?何でも話くれる ?趣味に没頭する時間を与えてくれる ?親を尊重し仲良くする・・でした。

男女とも、感謝の言葉、笑顔、会話を求めており、女性の方が関係の豊かさをより欲しているようです。これは夫婦に限ったことではないでしょう。「何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい」(マタイ7・12)。今日、まず一つ実践してみませんか。