能登ボランティアの第五弾について、Y君に続き2日目のことを書こうと思います。その日は気候も温かい中、輪島市の仮設住宅にクリスマスケーキを配りました。最初の稲屋(とうや)町の仮設住宅に到着すると、すぐに年配の女性お二人が合流しました。お二人ともその仮設住宅の住民で、まとめ役のような存在です。どこに誰が住んでいて、どのような状況なのかをよく知っておられ、私たちと一緒にケーキを配ってくれました。その内のお一人は輪島の教会で英会話を習っていて、クリスチャンの私たちが来た事をとても歓迎してくれ、事前に張り紙まで作って告知をしてくれていました。もう一人の方は、最後にらんちゃんと卓球をして非常にはしゃいでおられ、初めて会った気がしませんでした。
そこを去る時、皆で一緒にお祈りをすることもできました。神様が輪島の方々に持っておられるご計画には、たとえまだ救われていない人でも協力者として選んでおられるのだなあ、と本当に主の大きさを感じました。
そして、私には4度目のボランティアで初めて知った言葉があります。ケーキを受け取られる方々が口々におっしゃった「気の毒なあ」という言葉です。最初はこんな遠い所まで来てくれて、気の毒に(かわいそうに)と言われているのかと思いましたが、満面の笑みで言うかなあ?と不思議に思い、北陸の申し子U牧師に聞くと、それは「本当にありがとう」という心からの感謝の言葉とのこと。それから、その言葉を聞くたびに何度も感動を覚え、しみじみと来て良かったなあと思うことができました。
被災された方々を気の毒に思っていたけれど、皆さんは精一杯の笑顔で、感謝の気持ちをもって生きておられる。何もかも満たされて生活している自分が不平不満を言っているようでは、実はこちらが気の毒な人間だ、恥ずかしい、と思い直しました。 被災された皆さんが救いのご計画に入れられるよう、これからもできることをしていきたいと願います。