勇気を失わない

新しい年を、新しくされた心で迎えましょう。

1.外なる人は衰えても勇気を失わない

年齢とともに外なる人は衰えます。しかし、内には新しい人が生まれています。「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」(Ⅱコリント5・17)。今、あなたの人生の主導権を握っているのは外なる人ですか、それとも内なる人ですか。もし外なる人なら、日々衰えていくもののために奉仕していることになります。しかし内なる人なら、日々新しくされ主に似た者になっています。「あなたがたは、古い人をその行いといっしょに脱ぎ捨てて、新しい人を着たのです。新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至るのです」(コロサイ3・9、10)。それゆえ、勇気を失いません。

2.患難が襲っても勇気を失わない

なぜ患難に襲われるのか、理解できず苦しむことがあります。しかし、はっきりしていることが一つあります。それは、患難を忍耐すれば重い永遠の栄光がもたらされる、ということです。それで十分ではありませんか。患難は、未知なる恵みの世界が開かれるチャンスでもあるのです。ゆえに私たちは勇気を失いません。

3.目に見えるところは絶望的でも勇気を失わない

私たちは、目に見えるものが全てであり、いつまでも続くかのように思ってしまうことがあります。サタンは目に見えるものを用いて私たちを絶望させ、まだ見ていないことを用いて未来から希望を奪うのを得意としているのです。しかし、「信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです」(ヘブル11・1)。目に見えるものは必ず過ぎ去ります。目に見えないものこそが永遠であり、真の力は目に見えないものによって発揮されます。十字架は目で見るかぎり敗北でしょう。しかし、目に見えない霊的な戦いにおいては、最終的な勝利でした。