叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

大好きな梅雨の季節

 「私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。」(ピリピ4・11−12) 蒸し暑い季節がやってきました。田舎に住んでい…

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憎悪は愛の哀願

「だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず、すべての人が良いと思うことを図りなさい。」(ローマ12・17) 「私を苦しめる人々の憎悪の理由を知っていますか。彼らは私に愛を求めているのです。憎悪とは、愛の哀願の裏返しなのです。」そんな言葉を誰かの本で見つけた。「そうか、そうだったのか。あの時、あの人は私の愛を…

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「百円ショップ」で買える愛でいいですか

「(良い真珠を探している商人は)高価な真珠を一つ見つけると、出かけて行って持ち物をすっかり売り払い、それを買う。」(マタイ13・46) 今は百円ショップ全盛の時代ですね。私もその常客で、極力百円ショップにあるもので間に合わせています。そしていつのまにか、百円商品に限らず、何でも安い物を探すようになりまし…

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良きモデル

以前、欧米の学校を視察した沖縄のクリスチャン教育者から、こんなことを聞きました。・・・欧米では「良き○○人になろう」といった標語が掲げてあるのをたびたび目にしたが、考えてみると日本には「良き日本人になろう」という教育標語がない。「良き日本人」とはどんな日本人なのか、わからない・・・。 確かに、良き夫、…

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