叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

光と闇

先日、三回目の能登ボランティアに行った。毎回車で金沢に向かうのだが、新潟を過ぎたあたりからトンネルの連続である。日本は山の多い地形なのだなあと実感する。U牧師は「トンネルは闇に吸い込まれそうで怖い」と言われていたが、確かにトンネルの中は昼でも電燈がなければ真っ暗だ。時にはトンネル崩落の事故もあるし、…

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脆弱性、頑健性、耐久性、反脆弱性

反脆弱性(はんぜいじゃくせいAnti-Fragile)とは、あまりに耳慣れない言葉です。私も初めて聞きました。 まずは「脆弱性」を押さえておきましょう。それは文字通り「脆(モロ)い」性質のことです。外から圧力を受けたり試練が来ると、すぐに壊れたりダウンして機能しなくなることを言います。訓練を受けていないとそうなりま…

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祝福の遺産~いつまでも残るもの~

上の子どもたちが通っていた幼稚園のおばあちゃん先生(現園長先生のお母様)が天に召され、お別れの会には間に合わなかったのですが、翌日その教会で礼拝を捧げることができました。 佐賀県ご出身のおばあちゃん先生、高校生の時に家の前のお宅で始まった家庭集会に誘われ、そこで牧師さんから聖書のお話しを聞き、イエス…

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「日本にリバイバルが来る時、教会には次から次へと人がやってきて、神のみことばを聞こうと、主を知りたいと教会は人で溢れかえる。 その時、私はその人たちを迎えるべく、一所懸命に主のために働きたいのです。だから神様、この体を癒してください。」 そのような祈りを1年前にした姉妹がいます。彼女は20代に原因不明…

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本当に備えるべき老後

退院の日の朝、多忙な看護師たちに挨拶し、優子教師に出迎えられて、車で教会兼自宅に帰りました。その午後は、久米川からのオリーブの会の姉妹たちを迎えました。妻はまだ入院中なので、姉妹たちが夕食の準備をしてくれ、ブリ大根で食卓をにぎやかに囲みました。  ふと、独居老人たちのことを思いました。入院していたの…

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能登ボランティア

能登のボランティアに行きました。長時間の移動、慣れない場所での宿泊、腰痛、乗り物酔い、体力的に大丈夫か、など不安要素はいくらでもありました。しかしこれはやらなければ、という強い思いが与えられて行くことができました。直前の主日メッセージでも「できない理由を見つけることをやめる」と語られ、後押しされま…

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