叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

悔い改めの機会とする

イスラエルではここ5年、旱魃が続き、過去40年で最悪だそうです。イスラエルには海水の淡水化や下水再利用技術があり、日常生活に影響はないのですが、農業が必要とする雨量の47%にとどまる見通しです。ついにラビ(ユダヤ教の教師)らが、「神はユダヤ人を怒っておられる。断食と悔い改めで神に祈れ」と呼びかけました。…

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主を「喜ぶ」ことから始める

「まことに私たちの心は主を喜ぶ。私たちは、聖なる御名に信頼している」(詩篇33:21)。 パウロは、「いつも喜んでいなさい」(Iテサ5:16)と奨励します。順境の時も、逆境の時も喜びなさいと。喜ぶことは、私たちの心と体を健康にします。 では、何を喜ぶのか。主を喜びます。 私たちは、あらゆる喜びの出発点を「主を喜…

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心を1つにして

「そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、 神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。」(使徒2:46、47)  キリストの栄光教会設立当初から、一緒に集まること、聖書を学び、祈り、礼拝すること、食事をともにするこ…

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ニューギニアの和解の仕方

ニューギニアのゴチ村は長らく周囲の4氏族と略奪、襲撃を繰り返してきた。しかし、ゴチ村は危険な状態になり、住民の大半が友好的な近隣の村に避難した。そうして33年の歳月が過ぎた。住民は先祖のゴチ村に帰ることに決め、敵対していた氏族に呼びかけて、和解の儀式を催した。それは、略奪と殺戮の被害を受けたゴチ村が…

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主の厳しさが救いとなる

「10月13日のプロゴルフの下部ツアー・トーナメントで、20歳の日本人ゴルファーが、スコアブックの2か所を書き直し、2打少なく申告したことが発覚した。懲戒・処分委員会では除名も検討したが、20歳の若者であり、反省が期待できるとの理由で、10年間のツアー出場停止処分を決めた」(12月6日のニュース) 反省が期待で…

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建設的パラノイア

「私がニューギニア人から学んだもののうちで、建設的なパラノイア(被害妄想)ほど心に残ったものはない」(J.ダイアモンド『昨日までの世界』日経ビジネス文庫)。 ダイアモンドが人類生態学の調査で、ニューギニア人の助手と森の中に入り、巨木の脇にテントを張ろうとしたとき、助手が強硬に反対しました。「巨木が倒…

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