叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

主を求める飢え渇き

ルカ15章の「放蕩息子」のたとえ話の中にこんな一節があります。 「それから、幾日もたたぬうちに、弟は、何もかもまとめて遠い国に旅立った。そして、そこで放蕩して湯水のように財産を使ってしまった」(新改訳13節)。 「湯水のように」という表現は、雨が多い日本においてはぴったりです。しかし、中東のような乾燥し…

続きを読む主を求める飢え渇き

今年のラストスパート

私は今年の目標の一つに、「1日1万1千歩」を掲げていました。「1日1万歩」でなく「1日1万1千歩」なのは、10%増しにしておけば「平均1日1万歩」が達成できると考えてのことでした。昨年は1万歩を目指して「平均7400歩」に終わってしまったからです。今年の7月まで順調に「平均1日1万歩」を保っていました。しかし、山場は…

続きを読む今年のラストスパート

奴隷になるな、自由人たれ

「奴隷たちよ。すべてのことについて、地上の主人に従いなさい。人のごきげんとりのような、うわべだけの仕え方ではなく、主を恐れかしこみつつ、真心から従いなさい。何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心からしなさい。あなたがたは、主から報いとして、御国を相続させていただくことを知ってい…

続きを読む奴隷になるな、自由人たれ

故ハ・ヨンジョ牧師③

元首相候補・文昌克氏が、オンヌリ教会の講壇から自国批判をし、悔い改めを訴えたのは、ハ・ヨンジョ牧師の真の愛国心を引き継ぐ謙虚で勇気ある行為でした。文氏に対する「恥知らずで破廉恥だ」と激しい批判こそ、逆に歪んだ愛国心だと、私は思います。 朴槿恵大統領が、「韓国と日本は千年たっても、被害者と加害者という…

続きを読む故ハ・ヨンジョ牧師③

故ハ・ヨンジョ牧師②

自国の恥部を暴き、憂え、悔い改めを訴えることは、日本の社会でも教会でも普通にできることです。しかし、今の韓国でそんなことをすれば、国民のバッシングを受け、無事では済まなくなります。実際、今年、朴槿恵大統領が首相候補に指名した文昌克(ムン・チャングク)長老がオンヌリ教会の講壇から、「朝鮮民族の象徴は…

続きを読む故ハ・ヨンジョ牧師②

故ハ・ヨンジョ牧師(上)

韓国オンヌリ教会のハ・ヨンジョ牧師は、癌に冒された体を押して、2006年から2010年まで、日本各地で伝道集会「ラブ・ソナタ」を開催し、2011年の8月、65歳で召天しました。私は今夏、その「ラブ・ソナタ」でのハ師の宣教メッセージをまとめた『神が愛される日本を私も愛した』という本を読みました。 反日感情が心に染み付…

続きを読む故ハ・ヨンジョ牧師(上)