今日のみことば

「そして、せめて彼らに、着物のふさにでもさわらせてやってくださいと、イエスにお願いした。そして、さわった人々はみな、いやされた」。ゲネサレの異邦人はイエスの来訪を知ると病人たちを集め、房に触らせて欲しいと願いました。私たちも最初は、主の臨在に触れることを熱く求めたのではありませんか。この初めの熱情…

「主よ。もし、あなたでしたら、私に、水の上を歩いてここまで来い、とお命じになってください」。夜の荒れる湖の上を歩いたのは、このチャレンジをしたペテロだけです。途中で怖くなり沈みましたが、溺れる水の中から主の御手で引き上げられる体験をしました。主が「来なさい」とあなたにも命じてはおられませんか。そう…

「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」。夜明け前、湖を歩いて近寄られた主イエスに、弟子たちは「幽霊だ」とおびえます。五里霧中、主はいつ、どこから、どのような姿で、私たちに近付かれるかわかりません。それは恵みの時です。おびえて、その恵みを去らせてはなりません。「しっかりせよ、恐れるな」の声…

「人々はみな、食べて満腹した。そして、パン切れの余りを取り集めると、十二のかごにいっぱいあった」。主には、5千人のお腹を満たすのに「2匹の魚と5つのパン」があれば十分でした。主は弟子たちに、「半分だけは自分で用意せよ、そうすれば残りはわたしが満たす」と言われたのではありません。自分の持てる物を惜しまず…

「イエスは舟から上がると、多くの群衆を見、彼らを深くあわれんで、彼らの病気をいやされた」。多くの群衆に埋もれていても、主はあなたを見つめておられます。あなたの顔が主に向いているなら、あなたの瞳には主の慈しみが映っています。それに気付かず、隣人を羨んでなりません。主の恵みと憐れみはあなたにも用意され…

「上って行ってはならない。主はあなたがたのうちにおられないのだ。あなたがたが敵に打ち負かされないように」。イスラエルの民はモーセの制止を聞かず、「約束の地」に向かって闇雲に攻め上り、大敗を喫します。静まって悔い改めるべき時に、じっとしていられなくなるのです。前向き、積極的であれば信仰的というのでは…