今日のみことば

「あなたの女主人のもとに帰りなさい。そして、彼女のもとで身を低くしなさい」。女奴隷ハガルは、主人アブラムの子を身ごもったことで高慢になり、女主人サライにいじめられて、居場所を失いました。ハガルは荒野に逃げますが、生き伸びる道はただ一つでした。それは主人の家に帰り、へりくだることです。主はそれを命じ…

「『さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい。さらに仰せられた。『あなたの子孫はこのようになる。』彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた』」。こんな途轍もない約束を信じたこと、それがアブラハムを全人類の「信仰の父」にしました。アブラハムを偉大にしたのは、能力でも権…

「アブラムよ。恐れるな。わたしはあなたの盾である。あなたの受ける報いは非常に大きい」。12章で、主はアブラムと永遠の祝福の契約を結ばれました。しかし、アブラムは年老いて子がなく、財産は人の手に渡るのではないか、という恐れが常にありました。そんなアブラムに、主は繰り返し契約を再確認し、「恐れるな」と励…

「糸一本でも、くつひも一本でも、あなたの所有物から私は何一つ取らない。それは、あなたが、『アブラムを富ませたのは私だ』と言わないためだ」。アブラムがソドムの王から何がしかでも受け取れば、王と腐れ縁が生じます。不純な利を懐にすれば、それが足かせになるのです。何も受け取らなければ、心はいつも自由です。…

「あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、 むしろ、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい」。同じ燃えさかる試練を、サタンはクリスチャンを潰す機会として利用し、主は弟子を鍛え、育てあげる訓練の時とされま…

「それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい」。賜物を受けていない人はいません。賜物は用いれば、さらに与えられますが、隠せば取り上げられます。自分の性格的な弱さや、人格的不完全さを恐れてはなりません。それでも賜物を用いて主のお…