QT180(今日のことば)

「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現われるためです」（ヨハネ9・3）と、主は生まれつきの盲人を見て言われました。生まれ持った弱点は私たちを苦しめます。しかし主はその弱点を、神のわざを現すための手段と見ておられます。あきらめや自己憐憫からは卑屈しか生まれません。弱点…

「いつも喜んでいなさい」（Iテサロニケ5･16）。今年、この言葉に徹しましょう。キリストの十字架は、不遇をも喜ぶ自由と力を与えます。主は、主を喜ぶ人の味方です。主が味方してくださる人には誰も立ち向かえません。喜ぶことは人を健康します。人間関係を改善します。苦しみの時、喜ぶ心は人生を破壊から守ります。喜べ…

「神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします」（IIコリント7・10）。正直に神と向き合うこと、それが悔い改めです。罪を悲しみ、心を引き裂いて、恨み、妬み、執着、偽りなど汚れた思いをすべて洗い流しましょう。「古い自分」が死に、真理を喜ぶ「新…

「わたしがもし自分自身に栄光を帰するなら、わたしの栄光はむなしいものです」（ヨハネ8・54）。すべては神の恵み、主の憐れみです。自分を誇らず、主を誇りましょう。どんなに大きなことをなしても、自分を誇るなら、栄光は去り恥辱が来ます。謙遜こそクリスチャンの栄冠です。「神は高ぶる者を退け、へりくだる者に恵み…

「あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします」（ヨハネ8･32）。 キリストの真理は、苦しみの時にも感謝し、失敗しても希望をもつ自由を与えます。それは傷つけられても傷つかない自由、悪に善もって返す自由、成功しても謙遜になる自由、自分の損得勘定で行動しない自由です。したいことをするのが自由なの…

「もしあなたがたが、わたしの言葉にとどまるなら、あなたがたは本当にわたしの弟子です」（ヨハネ8・31）。 キリストの弟子はキリストに似た者となり、その使命を受け継ぎます。誰もが弟子になれるし、またなるべきです。そのためには主の言葉から離れず、その言葉に生かされればよいのです。弟子は師の真似をします。主…

「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです」（ヨハネ8・12）。 恐れや不安や疑心暗鬼は闇から来ます。しかし、主に従えば光に照らされ、闇は去り、見えなかったものが見えてきます。信仰と希望と愛、優しい心が回復します。闇の中で思案しても良き考えは生まれませ…

「あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい」（ヨハネ8・7）。 　主のこの言葉に、律法学者たちは誰一人として、姦淫の女に石を投げられませんでした。私たちも同様です。人を赦すも赦さないも、まず自分の罪が神の前に照らし出されれば、石を手にする資格さえないことがわかります。いま「石」を手に…