マタイ26・75

「そこでペテロは、『鶏が鳴く前に三度、あなたは、わたしを知らないと言います』とイエスの言われたあのことばを思い出した。そうして、彼は出て行って、激しく泣いた」(マタイ26・75)。自分の罪の深さと惨めさを思い知ったら、絶望して慟哭するほかありません。ペテロは激しく泣いた分、赦されたとき、十字架の愛にうち震えたことでしょう。私たちはまだ、泣き方が足らないのかもしれません。