マタイ26・75

「百人隊長および彼といっしょにイエスの見張りをしていた人々は、地震やいろいろの出来事を見て、非常な恐れを感じ、『この方はまことに神の子であった』と言った」(マタイ26・75)。地震は、子を十字架につけた父なる神の心の震えです。異教の百人隊長の心も、その振動に共鳴し、イエスを神の子と告白しました。私たちも、父の喜びと悲しみの「心の震え」に共鳴する心を失ってはなりません。