今日は、教会設立9周年の礼拝です。教会のテーマ聖句は、「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る」（ヨハネ11･40）ですが、教会名もこの聖句によるものです。「ＧＣＣの祈りと願い」のとおり、「私たちの切なる願いは、私たちの教会と私たちの人生において、主の栄光を見ることです。」ここにあらためて、教会の方針を記しておきます。
１．人を育てる（エペ 4･15）
「むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。」「人は教会、人は建物、人が成長」。会堂にしろ、集会やプログラムにしろ、人を育てることから焦点を外してはなりません。信仰の人、祈りの人、御言葉の人、愛の人、仕える人を育てていくことが第一です。立派な会堂、会員の増加、活動の組織化があっても、信徒や求道者一人ひとりの霊性が全体的に成長しなければ、無意味です。それゆえ今後も、1対1や少人数の学び、弟子訓練、ＨＯＰを継続し、充実させていきたいと思います。
２．キリストの共同体を建て上げる（エペ 4･16）
「キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。」聖書の教えは個人主義ではありません。それは西洋の産物です。教会はキリストを中心とした神の家族です。愛し、愛され、励まし、癒される、交わりの場です。そのような共同体を建て上げるために、寛容と謙遜を養いましょう。
３．祝福する働きが、神の栄光を表す（創世記12･3）
成長し、共同体を建て上げ、何をするのか。人々や社会を祝福するのです。主の栄光を現すとは、主から受けた救いの恵みと祝福を広げることです。「地上のすべての民族は、あなたによって祝福される」。これが、主に選ばれた者の役割です。いま会堂を所有しようとしているのも、これを最大限に実現するためです。