イザヤ2章22節

「鼻で息をする人間をたよりにするな。そんな者に、何の値うちがあろうか」。人間は知識と力を誇っても、死ねばただのチリです。どこからきてどこへ行くのかも知りません。善を欲しても、その善が行えません。死んだら無なら、人生は無意味であり、人間存在自体が無価値です。しかし、こうして自分という人間に徹底的に絶望することから、救い主への渇望と、絶対的な信頼が始まるのです。