諸国民の中の正義の人

先日、私が以前に書いた日記を読み返していると、以下の文章を見つけました。

「2022年9月10日 昨日の夜、HOPとハイナイトがありました。私はzoomで参加しました。ハイナイトのメッセンジャーは石堂ゆみさんで、『諸国民の中の正義の人』について学びました。諸国民の中の正義の人というのは、ホロコーストの時代に自分や自分の家族の命のリスクを負ってまで、ユダヤ人を守った異邦人の事です。当時、ナチスはユダヤ人もユダヤ人を守る人も容赦なく殺しました。そのような中にあって、神様はユダヤ人を守るために様々な人を用いられました。本当に残念な事ですが、その人々の中には、ユダヤ人をかくまったために、殺された人もいます。しかし、彼らの勇気ある行動は神様に覚えられています。そして、イスラエルはその人々を諸国民の中の正義の人として、忘れずに記憶しようとしているそうです。  

 ここから思うのは、自分がもし、その時代に生きていたとしたら、ユダヤ人を見捨てずに、助けることが出来たかという事です。石堂さんは、そのような時代が来る時のために、今から備えておく必要があると言います。日々、神様と関係を持つ事、隣人を助ける習慣を作る事が大切です。そして、自分には難しいと思うような時に『私の神は天地を創造された神だ。』と告白するのです。昨日、学んだことを忘れずに心に刻みます。」

正直に言いますと、この内容を私は忘れていました。しかし、今このタイミングで思い出させられた事に、神様のご計画を感じます。この日記を書いた時には、まさか1年後にハマスによる残虐なテロ攻撃が起こるとは思ってもみませんでした。今、イスラエルは苦しみの中にあり、助けを必要としています。様々な情報が飛び交う中で、私たちは神様の御心が何かを常に求める必要があると思います。今こそ、私たちクリスチャンがイスラエルのために祈り、彼らを愛し、励まし、助け続けていくべき時だと改めて気付かされました。(植野叶恵)