叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

生(ナマ)の礼拝を捧げる

「私」とは誰か。それは、コンピュータ(スマホ)の中の私。そこに記録された文章、メール、写真、「いいね」を押したものなどで出来上がっている私です。現実の生身の私とは別に、もう一人仮想の(バーチュアルな)私がいるのです。  その私だけではなく、他人によって捏造(ねつぞう)された私も存在しえます。自分の写…

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人間の愚かさとは

3月30日、プーチン大統領が街に500頭のライオンを放ったというデマが、街を歩くライオンのフェイク画像とともに出回ったそうです。街に出て感染を拡大させる人たちが絶えないことに対する苛立ちが伝わってきます。  100年前のスペイン風邪では、世界の人口4分の1にあたる5億人が感染し、3年間で2000万人から5000万人が死…

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外出自粛のコロナの日々

zoom(ズーム)やメッセンジャーと言ったアプリを使って、オンラインでエクレシアなどの聖書の学びをする機会が増えてきました。教会に集まれないとき、こういう手段は大きな味方にはなります。中高年にはそれについて行くのがやっとという感じです。 苦闘して遂にオンライン集会に参加ができ、4人、6人、8人・・・と互いの…

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GCC設立17周年

今、世界中が新型コロナウイルス感染拡大に怯え、命の危険にさらされ、経済の窮地に立たされ、この先どうなるのかという不安の中にいます。外に出て自由に活動し、働いて、道を切り開いていくということもできません。自分だけが苦しいわけではないので、人に助けを求めることも憚(はばか)られます。 しかし、その中でも、…

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ボリス・コーンフィールド

20世紀の旧ソ連に、ボリス・コーンフィールド(Boris Kornfield)というユダヤ人医師がいました。迫害にさらされてきたユダヤ人にとって、社会主義者になり、革命を支持することが生き残りの道でした。しかし、ソ連政府は些細なことで人々を収容所に送ります。多くのユダヤ人が殺されました。絶望したユダヤ人はキリスト…

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多摩川のタヌキを見よ

東京の多摩川に生息する動物たちの生態を追い続けている写真家が、NHK『ダーウィンが来た』で紹介されていました。  秋川が多摩川に合流するトライアングルと呼ばれる川辺には、さまざまな種類の鳥をはじめ、タヌキ、キツネ、アライグマ、イノシシ、イタチが生息しており、それぞれ仲良さそうに共存しています。東京に…

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