叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

憎悪と怒りが広がる世界で(下)

今の時代は、人々の怒りや不満を救い上げ、代弁してくれる人物を求めています。逆に言えば、民衆の怒りや不満をうまく利用し、彼らを煽動する政治家が出てきやすいということです。ヒトラーが登場した第一次世界大戦後のドイツ社会に似てきているといわれます。ヒトラーは、最初から独裁者として出現したわけではなく、選…

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憎悪と怒りが広がる世界で(上)

今、世界のあちこちで、不満と憎悪と怒りがふつふつと煮えたぎっています。 今世紀は2001年米同時多発テロ事件というイスラムの激しい怒りの爆発で始まり、今日も過激派のテロ事件はアメリカ、ヨーロッパ、ロシア、中東から東南アジア、中国、アフリカに頻発しています。イスラム諸国には、欧米に侵略され(領土も文化も)…

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飛行機内で暴れる乗客

旅客機の乗客が、頭上の荷物入れやアームレストを巡って争ったり、殴り合いに発展したり、客室乗務員を怒鳴りつけたりの騒ぎを引き起こす話をときどき耳にします。 ファーストクラスがある旅客機の場合、エコノミークラスの乗客が騒ぎを起こす確率は、ファーストクラスがない旅客機の3.84倍。搭乗する際にファーストクラス…

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GCCの信仰告白

「聞きなさい。イスラエル。主は、私たちの神。主は、ただひとりである」(申命記6章4節)。ヘブライ語では「シェマー イスラエル アドナイ エロヘイヌ アドナイ エハド」。 主イエスに向かい、「あなたは生ける神の御子、キリストです」(マタイ16章16節)。 GCCは、『キリストの栄光教会の祈りと願い』に加え、この…

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電車内で化粧はみっともない

東急電車の「電車内での化粧はみっともない」というマナー向上ポスターや動画広告に、女性たちから批判が殺到したそうです。 その反論は、「誰にも迷惑かけていない」「なぜ化粧だけをやり玉に挙げるのか」「電車で化粧して何が悪い」「足を広げた男性のほうが迷惑」「女性を抑圧している」といったものですが、私はこの反…

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わからなくても従う

アブラハムは主と、「主に無条件に祝福され、そして世界に対して祝福の源となる」という契約を結びました(創世記12章)。アブラハムはそのとおり、主の祝福を受けるだけの信仰の行いがあろうがなかろうが、あるいはときには恥ずべきことをしでかしてさえも、実際に主の祝福を受けるという体験をします。 そのアブラハムが…

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