GCCの信仰告白

「聞きなさい。イスラエル。主は、私たちの神。主は、ただひとりである」(申命記6章4節)。ヘブライ語では「シェマー イスラエル アドナイ エロヘイヌ アドナイ エハド」。
主イエスに向かい、「あなたは生ける神の御子、キリストです」(マタイ16章16節)。

GCCは、『キリストの栄光教会の祈りと願い』に加え、この二つの聖句を『キリストの栄光教会の信仰告白』として選びました。子供にも暗唱でき、すぐに言える簡潔な告白が必要だと確信します。申命記6章4節は、子供もヘブライ語で覚えたらいいと思います。
「バビロニア・タルムード(スカー42a)」によると、イスラエル(ユダヤ)人は、子供が話し始めるとすぐに申命記6章4節を教えたそうです。「神は唯一である」ことを宣言するこの一節は、イスラエル信仰の標語です。日に朝晩の二回、これを唱え、死を目前にした殉教者や臨終の床にある者の人生の締めくくりとして、これを唱えるように、幼い頃から教えられるのです。この告白が聖書にあるすべての基準です。主だけを礼拝し、偶像を拒絶すること、神を心を尽くして愛すること、隣人を愛すること、などすべての教えがここから始まります(『私たちの父、アブラハム』p182)。
今日も正統派のユダヤ人は、申命記6章4節を書いた紙を筒に入れ、それを玄関などに取り付け、出入りのたびにそれにタッチします。それをメズーザーといいます。
また、私たちはイエスさまを、「生ける神の御子、キリスト」と告白します。これはペテロの信仰告白です。ペテロはこの告白で、イエスさまから「あなたは幸いです」と祝福されました。主はさらに、「このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です」と証言しておられます。この証言が、キリストに関するすべての教えの基準です。
それゆえ、GCCもこれを教会の告白とします。