叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

一つであること

マルコ2章その他に、中風の人の癒しの話があります。「『あなたの罪は赦された』と言うのと、『起きて、寝床をたたんで歩け』と言うのと、どちらがやさしいか。」という主イエスのご質問に、私も悩んだことがあります。でも主はパリサイ人に正解を求められたのでしょうか。 最近になって思うのは、これらは一つのことだ、…

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憐れみで残った国

ジョージア(グルジア)という国をご存じですか。  有名なものは、カスピ海ヨーグルト。有名人は、栃(とち)ノ(の)心(しん) や臥(が)牙(が)丸(まる)などの力士。加藤登紀子さんの歌『百万本のバラ』のモデルとなった画家(ニコ・ピロスマニ)も、ジョージア人です。  旧ソビエト連邦の一部で、面積は東北地方くらい…

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細川ガラシャ

教会塾の授業で、細川ガラシャについて学びました。  ガラシャ(玉/珠子)は明智光秀の三女として、1563年に越前の国(現在の福井県)で生まれました。聡明な子供で、和歌の才能があったといいます。16歳で、同じ年の細川忠興(ただおき)に嫁ぎます。夫は将来有望、子供も生まれ、幸せな新婚生活を送ります。  しかし15…

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「光ある内に光の中を歩め」

牧師が勧めてくれたトルストイの小説です。  ユリウスといういいとこの坊ちゃんが、若い頃から放蕩三昧、何度も挫折して、キリスト教徒になろうとしますが、その都度、じゃま者(年長者)があらわれ、「キリスト教のいうことは変だし、キリスト教徒になって世捨て人のような人生を送るより、あなたにはもっとやらなくては…

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奮闘努力の甲斐はある

「(娘の)Mが、私の花嫁姿の顔みて、『こんな顔つきの人とは友達になりたくない』」なんて言うのよ!」と、友人のEさんが電話の先で笑いました。  現在は関西在住のEさんとはママ友として知り合い、今では姉妹として親しくお付き合いしています。自分たちも、二人の子どもたちも同い年ということもあり、色々な楽しみや…

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主イエスの復活を祝う

エゼキエル書21章には、南ユダ王国への「最後の刑罰の時」が描かれています。主が、バビロンの剣をもって、この国を滅ぼされるのです。これを読んでいて、出エジプト直前に起こった、エジプト中の初子が殺されるという恐ろしい災いの光景を思い出しました。ユダ王国末期、これより激しい災いが王国に下されるのは、彼らが…

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