叫ぶ石

週報に掲載されるコラム

ついにイスラエル直行便就航

私が初めてイスラエルを訪れたのは、1980年代半ばです。航空会社はおそらくルフトハンザだったと思います。成田を発ち、アラスカのアンカレッジ、そしてドイツのフランクフルトを経由しました。アンカレッジの荒凉たる光景と、乗り換え待ち時間に千円払って食べたかけうどんの不味さを思い出します。片道1日かかりました。…

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和解 赦し赦されること

僕は弟と小さなことでよく喧嘩します。そのたびに謝り謝られる、そして赦し赦されることがあります。 けれど施設にいた時に、友達と喧嘩したときには、喧嘩の理由は、大きくはなくても、謝ると負けた気がして、謝れませんでした。謝ったとしても気持ちが入っていない「ごめんね」だったり、正面から謝っていませんでした。…

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ホロコーストについて

この前、石堂ゆみさんに、ホロコーストやイスラエルのことについて教えてもらいました。その中で一番僕の心に残ったことを紹介します。 それは、迫害されても折れないユダヤ人の信仰と心です。ユダヤ人はヒトラーに迫害されても決して神さまに文句を言わず怒りませんでした。僕もそういう信仰や心が欲しいなと思いました。…

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任された命

私は、植物を育てることがどうも向いていません。水をあまりやらなくても大丈夫、という種類のものさえ、いつの間にか枯らしてしまいます。でも、家の中にグリーンが欲しくて、リビングにいくつかの植物を吊るしています。が、水やりを数日忘れ「はっ!」と気付いて見上げた時には、根元からしんなり…枯葉が数枚…というこ…

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小さいは大きい、大きいは小さい ――フラクタル――

木の葉の葉脈の走り方って、木の枝の生え広がり方と形が似ていませんか。そう考えると、木の葉の一枚一枚が、一本一本の木のように見えてきます。 また、真ん中に原子核があって周りを電子がぐるぐる回っている、という原子の構造。これって、太陽系の様子と似ていませんか。太陽系も、真ん中に太陽があって、周りを惑星が…

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たとえ忘れていても

昨年末のことです。電話が自宅にかかってきました。近所のおばあさんからでした。名乗られたその名を思い出すのに、少し時間がかかりました。 その方とは3年以上前に、よく近所でお散歩をされていて、何度かお話ししたことがありました。血栓の後遺症で、体が痛いけど歩かないといけない、と話されたので、会うたびに癒し…

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